コレクション: はちみつ

加糖や加熱をしない純粋ハチミツ

非加熱、非加糖のおいしいはちみつ

市場で販売されているハチミツには、天然そのままのハチミツと加工されたハチミツがあります。

天然のハチミツ(純粋ハチミツ、生ハチミツなどとも言います)は、ミツバチが集めた巣から採ったハチミツを、細かい網で濾しただけのものです。

濾過することで、巣のかけらや巣の中にあるゴミ、不純物を取り除きます。

一方、加工されたハチミツは、火を通したり(加熱)や水あめや砂糖水を加えた(加糖)ハチミツです。ハチミツは熱をかけると濾過が短時間で済むために加熱する場合があります。

また、種類によっては独特な香りがあったりしますので、加工して匂いを消したり、量を増やすため砂糖水を加えたり、ということをしている場合があります。

販売されているハチミツに「純粋ハチミツ」と書いてあっても、それが加工されているものなのかどうかは、生産者に聞いてみないとわからないことです。ただあまりに安い値段で販売されているものは、加熱されたり、加工されている可能性が高いと考えてもよさそうです。

ハーベストのはちみつ

ハーヴェストのハチミツは、加熱も加糖もされていない、非加熱・非加糖の天然のハチミツです。

天然のハチミツは、殺菌・抗菌化が高く、ビタミン・ミネラル・酵素などの栄養分も豊富です。また80%が糖分で水分量がほとんどないため腐敗しません。また、糖分がブドウ糖と果糖なので、体内で消化されやすく、すぐにエネルギー源となりますし、カロリーも白砂糖より低いです。

ハチミツは1歳未満の乳児には絶対与えないでください。腸内環境の整っていない1歳未満の乳児は、ハチミツに混入しているボツリヌス菌によって「乳児ボツリヌス症(食中毒)」を発症するリスクがあります。

 

純粋のはちみつとそうでないものの違い

非加熱・非加糖の天然ハチミツは、ミツバチの巣から採ったハチミツそのままで、花の蜜や花粉がそのまま含まれています。そのために、味や香りを強く感じることができます。

天然のはちみつ

加工されたハチミツは、香りも弱く、味も単一となります。

天然のハチミツには、ミツバチの持つ生きた酵素もそのまま入っています。そのため、発酵による濁りや泡立ちも見られますが、ハチミツの効能をそのまま取り込むことができます

さらに、ハーヴェストでは、ハチミツをとるタイミングをじっくり待ち、巣の中でしっかり出来上がった完熟したハチミツを採取しています。

ハチミツは、巣の中でミツバチ達によって乾燥されます。ミツバチは羽を一生懸命動かして水分を飛ばし、ハチミツが出来上がります。ハチミツが完成すると、ミツバチは体内からミツロウを出して蓋(ミツ蓋)をします。それが出来上がりの合図です。ハーヴェストでは、ミツ蓋が出来上がるのを待ってから採取していますので、完熟したハチミツをお届けしています。

食べたお客様においしいと言われるはちみつ

ハーヴェストのハチミツを食べた方の多くが、「ハチミツってこんなに美味しいものだったんですね!」「これまでハチミツって苦手だったんです。だけどハーヴェストのハチミツは食べられます」と言われます。その理由は、ハーヴェストのハチミツが完熟された天然のハチミツだからです。

 

養蜂、採蜜はハーヴェストの農場でやっています

すべてベーヴェストの農場で採取されたはちみつです

ハーヴェストのハチミツは、セイヨウミツバチによる百花蜜(1種類の単花蜜ではなく多種類の花の蜜が入る)です。

小さい養蜂場ですが、ミツバチを育て、ミツバチ達の健康管理や状態チェック、採蜜や濾過や瓶詰め、すべてを自園で行なっています。さらに、採ってくる花も自園に咲く花です。

ミツバチのチェックは少なくとも1週間に1度は行います。丁寧に巣箱1箱ずつ女王蜂が元気かどうか、幼虫の数や病気が発生していないか、そしてハチミツの出来具合を確認します。

ハチミツが出来上がったら、ミツバチ達が働き出す前、朝早く4時から巣板を取り出します。なぜなら働きバチが動き出すと、新しいハチミツが入るからです。そうすると未熟なハチミツや水分が混じるので、完熟ハチミツが採れないからです。

はちみつの瓶詰めもすべて手作業で行っています

採れた巣板は、丁寧に1枚ずつミツ蓋を外し、手作業で遠心分離器を回し、採蜜します。さらに濾過も時間がかかる作業ですが、自然に任せています。出来上がったハチミツの瓶詰めも手作業です。HACCPに基づき管理しています。

季節の花の蜜をお届けします

ハーヴェストの養蜂は、固定式養蜂です。多くの養蜂家は移動式の養蜂を行なっています。例えばアカシアのハチミツを採るために、九州から青森まで、アカシアの花が咲く時期にあわせて巣箱を移動させて採蜜します。

季節の花の蜜をお届けします

ですが、ハーヴェストでは、農場に巣箱を固定し、季節の花の蜜を採蜜しています。季節により咲く花が違えば、ミツバチ達は、咲いている花の蜜を吸って巣に持ち帰りハチミツにしますので、ハチミツの味や香りが異なります。

そのハチミツを、加工をせずにそのまま搾るので、それぞれの花が持つ蜜の味や香りがそのまま閉じ込められています。また、その年によっても、花が咲く時期が微妙に異なったりしますので、ブレンドが変わっていたりするのでしょうね。どうぞ、ご自分の好みのハチミツを見つけてください。

 

はちみつの味と香りについて

ハーヴェストのハチミツは、季節によって味や香りが異なります。

春のハチミツは、色が薄めで、澄んでいるものが多いです。香りも薄く、味は甘味が強いです。特にクローバーの咲く季節のハチミツは、甘味が一番強く、お子様に人気です。

はちみつの味と香

夏になるほど、どんどん色も濃くなり、香りも味も強くなります。例えばラベンダーの咲く季節のハチミツは、華やかな香りが感じられます。そのためか、女性でお好きな方が多いようです。

また、「山のみつ」は、「里のみつ」に比べて、木の花の蜜が入りますので、味が濃いものが多いです。ハチミツを食べ慣れている方、独特の味わいがお好きな方に人気です。

その時期に咲く花によって、独特な香りや味わいになっています。季節による違いを楽しんでください。

蜂の生態と役割

ミツバチが一生に集めるハチミツの量は、ティースプーン1杯と言われています。この1瓶のハチミツは一体何匹のミツバチが頑張ってくれたのでしょう!

ハチミツを集めるハチは、働きバチです。働きバチが巣箱の外に出て、朝から日が昇っている間、花のミツを集めてきます。

蜂の生態と役割について

その際に花の受粉を担っています。野菜や果物を生産する農業現場では、ミツバチ達は非常に重要な役割を担当しています。世界の農作物の7割がミツバチによる受粉を手助けしています。ミツバチ達が世界からいなくなると食材が消えると言われています。

ハーヴェストでは環境を守り、ミツバチを守るために、農薬使用に留意し、蜜源となる植物を植えたり、生態系を守り良い循環が起きるよう、養蜂を行なっています。

 

ハーヴェストのはちみつ

ハーヴェストのはちみつ

ハーヴェストでは、いつも身近にミツバチがいます。花やハーブを育てている横をミツバチが飛んでいます。

ミツバチがいると怖がる方が多いですが、農業を担い、私たち人間にハチミツという美味しい食品をもたらしてくれるミツバチはとても可愛いです。もちろん刺されると痛いですが、、

ハーヴェストのハチミツは、生産者の顔が見え、生産から加工まですべてが明確な天然のハチミツです。季節ごとに異なる味わいが楽しめ、香りをダイレクトに感じられるので、自然を隣に感じられるハチミツにです。