コレクション: ハーブ寄せ植えセット 〜虫除け用セット〜

ハーブ寄せ植えセット 〜虫除け用セット〜

 ハーブ鉢植えセット虫除け用

ハーブの寄せ植えセットは、ハーヴェストのオリジナル木製プランターで、ハーブを育てながら使える栽培セットです。料理やハーブティーに使えるハーブを寄せ植えできます。

ハーブの苗の数は3苗か5苗を選べます。苗数により、プランターの大きさが変わります。

 

ハーブを使った虫除けについて

ハーブは「精油」という天然の芳香成分を持っています。それがハーブの香りのもとです。

ハーブの精油は、植物が自分自身を鳥や害虫から守る役目もあり、その中には、いわゆる人間が害虫と思う虫が嫌いな成分を持つものがあります。

ハーブを使った虫除けについて

例えば、ハッカ油に含まれる「メントール」は、スッとする香りの成分ですが、この香りが嫌いな虫がいます。その他、ローズマリーに含まれる「シネオール」、タイムなどに含まれる「チモール」など、いろいろな虫が嫌いな成分があります。他に有名な虫除け成分は、「シトロネラール」や「カンファー」などです。

 

ハーブ寄せ植えセットを通して

・植物を育てる喜びを体験できます。〜はじめは小さかった苗が、枝分かれし、どんどん大きく育っていきます。植物が大きく育つ姿はなんともいえず、愛おしく感じることでしょう。

・ハーブを育てながら、自然との暮らしを体感できます。〜ハーブの持つ天然成分により、私たちの生活を害虫から守ってくれるかもしれません。(※必ず虫が来なくなるという効果を保証するものではありません)

・現代において、忘れがちな経験ができます。〜土を触ること、生きものを扱う緊張感。植物を育てる、という体験は、今この時代にこそ必要なことかもしれません。

 

おすすめハーブ9選

(虫除け効果を期待する人に特におすすめなハーブとその特徴を書く)

1 ローズゼラニウム:葉っぱがバラのような香りを持っているハーブ。花はピンクで可愛らしいハーブ。シトロネラールの成分を持っており、蚊除け効果があると言われています。葉っぱはクッキーなどに入れてお菓子作りに使えますし、花はエディブルフラワーとして楽しめます。

2 キャットニップ:ネペタラクトンを持っており、蚊の虫除けに効果があると言われています。猫が好むハーブなので、猫は寄ってくるかもしれませんが、、背が高くなり、白い花を咲かせますので、見応えがあります。ハーブティーにも利用できます。

3 ブルーリーフ・ルー:メチルノニルケトンという成分を含み、ハエなどの虫除けに効果があると言われています。青く可愛い形の葉を持つハーブで、寄せ植えのアクセントにもなります。猫よけにもなります。

4 サントリナ:ケトン類を含み、蚊や衣類につく虫除けに効果があると言われています。シルバーやホワイトの細かい葉がたくさんついているハーブで、見た目が美しく寄せ植えで映えます。

5 タンジー:除虫菊の仲間で、ヨーロッパでは古来から虫除けとして使われていたハーブです。小バエ、ガ虫除けに効果があると言われています。夏に黄色い可愛らしい花を咲かせます。葉っぱを切って窓辺や玄関にぶら下げておき、虫除けとすることもできます。猫よけにもできます。食用にはできません。

6 サザンウッド:独特の香りがあり、防虫効果が高いハーブです。グレーがかった切れ込みのある葉が美しいハーブです。蚊除けやアブラムシ除けの効果があると言われています。葉をカットして袋に詰めてクローゼットなどにぶら下げておくのも防虫効果があります。

7 和ハッカ:メントールの含有量が多く、ゴキブリや蜂、アリなどの、虫除けに効果があると言われています。ミントの仲間なので、食用、ハーブティーにも利用できます。

8 ローズマリー:シネオール、カンファーの成分を持っており、蚊やハエ、ガ、ダニ、などの虫除けに効果があると言われています。お料理用にも使えます。抗菌効果も高いです。

9 タイム:チモールやリナロールの成分を持っており、ゴキブリ、蚊、ハエ、ダニの虫除けに効果があると言われています。殺菌力、防腐効果もあります。

サントリナシルバー、サザンウッド、ローズゼラニウム、サントリナグレー

 サントリナグリーン、タンジー、ブルーリーフルー

 

ハーブ寄せ植えセット

ハーブ寄せ植え虫除けセット

・ハーヴェスト木製オリジナルプランター(環境に配慮し、木製で釘のみを使って手作りされたプランターです。水を程よく保ち、余分な水は底面から染み出します。また、すべてが土に還ることができます。3年以上はプランターとして繰り返し再利用できます。5年ほど使用するとだんだんと朽ちていきます。)

サイズ(3苗用):横300mm×奥行130mm×高さ100mm

サイズ(5苗用):横320mm×奥行200mm×高さ125mm

(木製プランターは天然の素材を用い、手作りのため、若干表記サイズと異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。)

・土(オリジナルハーブ用培土です。肥料分が入っていてハーブ栽培に適した土です。)

  3苗用 1.5ℓ、5苗用 2.5ℓ)

・ハーブ苗(ラベル付き)  3苗か5を選べます

・液肥「ガーデンラバーズ」(有機質の肥料です)

・育て方の説明書

 

ハーブのお手入れ方法

虫除けハーブは、植えられている植物自体が持つ有効成分により、虫が近づかないことを期待するものです。ですから、寄せ植えを窓辺や玄関に置いて育てているだけで、虫があまり寄ってきません。

ヨーロッパの街の窓際には、プランターが置かれ、花が植えられていますが、虫除けを期待するハーブが植えられていることが多くあります。

 

ハーブ寄せ植えは、基本的に、屋外に置きます。

軒下、ベランダ、玄関のアプローチ、など、日が適度にあたり、風が直接当たらない場所がいいです。

できれば、東側のお日様が当たる場所(つまり午前中に日が当たる場所)がいいです。南側も良いのですが、夏場は暑くなりすぎます。また室内の窓際は、夏場はいいですが、冬場は温度変化が激しいので、不向きです。

室内で育てたい場合は、なるべく日の光の当たる場所に置いて楽しみ、枯れたら終わり、と割り切って育てて下さい。

置く場所をコロコロ変えるのはNGです。植物は自分で環境に適応しようと育っていきます。ですので、置かれた場所でうまく育つようできています。その場所に慣れるまで少し時間はかかるかもしれませんが、一冬を越えると、とても丈夫なハーブとなります。

プランターは、朽ちるまでは何度でも使うことができます。

 

※他の草花が多い場合、蚊や小バエなどが発生しやすい環境下では、効果が期待できないこともあります。効果を保証するものではないことをご了承ください。

※あくまでも虫除けが期待できるハーブであり、殺虫効果はありません。

※ハーブはあくまでも自然の植物そのものです。虫が嫌う成分を持っていますが、化学的に合成された虫除け剤よりは効果が薄いことをあらかじめご了承ください。

 

庭に出る機会が多いなら

虫除け効果のある精油を持つハーブの寄せ植えで、天然のバリアを張ってください。

市販の虫除けスプレーなどは、幼児が使えないものがあることでわかるように、私たちの身体に負担をかけることもあるようです。

虫との共存が前提の自然との付き合いですが、やはり虫には困ることも多いです。

ハーブがある空間で、ハーブに守ってもらいながら過ごせれば、理想なのではないでしょうか。

特にお子さんのいるご家庭、アウトドアがお好きな方は、天然の植物、ハーブでも虫除けとなるといいですね。

 

寄せ植えの作り方

木製プランターに土を入れる

1, ハーヴェストの木製オリジナルプランターの中に土を1~3cmぐらい入れる。

植える場所を決める

2, 苗を植える場所を決める。前後にずらしたりして、少し立体的になるよう意識して配置する。また、植物の表裏を意識して、表(お日様の方を向いているなと思う方)が正面を向くよう配置する。

ポットから抜いて配置通りに入れる

3, 黒いポットから苗を抜いて、配置通りに、土の上に置く。高さは、ハーブの根元が上の線のところになるよう調整して、苗を置く。

隙間に土を入れる

4, 隙間に土を入れていく。植物の根元と周囲の土が、上の線のところになるよう、土を入れる。入れ終わったら、少しプランターを揺すって、土が平らになるようにする。

プランターをゆすって馴染ませる

5, 植え付け完了。たっぷりの水をやってください。

 

日頃の管理

【水やり】土が乾いたら、たっぷりの水をあげます。土の中をちょっとほじくってみて、乾いていたらあげるくらいでも大丈夫です。水のあげ過ぎは根腐れの原因となるので注意が必要です。

春秋は1日に1回が目安ですが、真夏は朝晩2回必要になるかもしれません。その時、高温時の日中の水やりはやめた方がいいです。プランターの中で熱湯となり植物にはよくありません。逆に環境にもよりますが、冬は2、3日に1回でも大丈夫かもしれません。

【肥料について】元々、肥料が入っている土なので、しばらくは必要ありません。

植物の緑が元気なく感じ、色も薄くなってきたら、追肥をすると復活します。セットに入っている有機肥料はオーガニックで、植物を元気にする肥料です。水やりの際に、規定通りに薄めて、根元にかけます。肥料のやりすぎには気をつけてください。

【注意点】

・ハーブはムレに弱いものが多いです。ムレすぎないように、風通しをよくすることが育てるコツです。そのため、適度にカットし、たくさん使うことをおすすめします。

・花芽がついてきたら、茎からカットしてください。長持ちします。植物は花をつけてタネをつけると終わりに向かいます。

・虫がついたら、その部分をカットしてください。虫の嫌いな成分を持つハーブでも、虫がつくことがあります。あまりにハーブに負担になっている時には、市販の園芸用防虫剤を使うことも良いです。化学的なものが多いですが、今は、有機質のものもあります。お好みに応じてお使いください。