Unpodigioia アンプデジョイワ

Unpodigioia（アンプデジョイワ）は、フランス語で「ささやかな喜び」という意味です。
「自然がお手本の暮らし」がコンセプトの農場ハーヴェストで採れた「自然の恵み、 小さな喜び」を、皆さまのお手元にお届けするオンラインショップです。

小さい頃、自然は私たちのすぐ隣にありました。
花を摘んで、泥団子を作って遊んだこと、空を見上げれば、青い空と雲があり、のんびりとした気分になれました。
小さな生き物達も私たちのすぐ身近にいて、アリやカエルを見つけると追いかけました。

今は、毎日の仕事やいろいろなことに追われ、気づくとあっという間に季節が過ぎたり、自然に思いを馳せる時間もわずかでしょうか。
そんな懐かしい記憶を辿って、緑に目をやり、大きく深呼吸すれば、日常から少し離れて、自分をリセットすることができるかもしれません。

ハーヴェストは、新潟県燕市で、米や果樹、ハチミツ、ハーブや花の苗などの農産物を生産しています。花が豊富にあることを活かして、近年では養蜂業も営んでおります。
農作物を通して、自然に思いを馳せ、暮らしを慈しむ時間となって欲しいと思っています。

また、私たち人間も、地球に住む生き物達がおりなす循環の中の一つと捉え、無理なく負荷をかけずに、自然体で生きていきたいと願っています。

緑や風に触れて、小さな生き物に接して、優しい気持ちになる。

毎日の生活の中で、自然を感じるモノ・コトをお届けします。

土田信行

ハーヴェスト代表、園主。新潟の農家の5代目として生まれ、若くして専業農家を継ぐ。 もともと米と野菜を生産する農家だったが、代替わりをしてから、野菜生産部門を花生産に切り替えた。花の中でも園芸花より、優しく楚々と咲く花を好んだため、ハーブに注目、生産を開始した。
ハーブ生産歴は25年以上、年間育てるハーブは200〜300種類となる。新潟県で育つハーブ、ハーブ生産のコツについては、おそらく県内の誰より詳しい。
自然を愛し、生き物がいる環境を好む。好きな言葉は、千利休「花は野にあるように」。 「いつも大切なことは自然が教えてくれる」「人間は驕らず、無理せず、自然の循環に任せるとうまくいく」と言い、ハーヴェストでそれぞれが「野のままの時間」を過ごして欲しいと願っている。

土田陽子

ハーヴェスト共同経営者。アンプデジョイワ店長。ハーブインストラクター上級資格を持つ。
東京の非農家出身者が、単純な自然への憧れで農学部に行き、結婚を機に新潟へ来て、実農業に縁ができる。机上では学ばなかった農業に戸惑い、初めは遠巻きに見ているだけだったが、園主の自然・植物と動物に対する思いに共感し、多くの方へ『自然（Nature）の中で、自分の中の自然（Wildness）を取り戻す』時間や体験を届けたい、という思いで15年前よりハーヴェストに関わる。
得意な接客やコミュニケーション講師という側面を活かし、イベントやハーブスクール、ハーブ講座等も担当。「自然体で生きよう」をコンセプトに、その人らしい毎日を過ごせるよう、ハーブの使い方や自然の中でリフレッシュする時間を届けている。

アンプデジョイワの扱う商品について

植物を育てることは、最も身近に自然を感じられることです。
咲く花や緑の色で、季節の移り変わりを感じます。そして、収穫の喜び。
実りを迎えると感謝とともにありがたく自然の恵みをいただくことができます。

また植物があると、そこには必ず小さな生き物達がいます。チョウチョ、バッタ、カマキリ、ハチ、アブ、鳥、ヤモリ、ヘビ、、中には害虫や害獣と呼ばれる生き物もいますが、それだけ自然が豊かであるという証。それぞれに役割を持って生きています。

ハーヴェストでは、緑や生き物達の息づかいを感じながら日々を暮らしていただけるよう、その植物や生き物がもっとも伸びやかに育つよう、心を込めて農作物を作っています。

例えば、土作り。三年かけて熟成させた自家製堆肥を用いています。
目に見えない微生物が分解したフカフカの土をベースに、苗作りをおこなっています。
しっかりと根を張ることで、伸びやかに葉を茂らせ、たくましい植物となります。
土は、すべての生き物の土台となっていることをいつも感じています。
そして、近くにいる生き物達を含めた生態系の中で、自然の循環が起こります。
例えば、てんとう虫がアブラムシを食べてくれたり、、、そんな自然の営みをいつも目にしています。

植物や生き物がなるべく楽に生きていけるよう、私たち生産者はほんの少しのお手伝いをして、 美味しく安心な農作物をお届けしています。